おうちへ帰ろう。
春を感じることが多い季節になりました。
新しい息吹が目を出し、新しい出会い、新しい環境、大地が動き始めています。
人々の生活を変える出来事があっても、必ず春は訪れ、美しい花々が、心を暖かくしてくれます。
こすもすが訪問看護ステーションとして鼓動をはじめまもなく8年。
どんな病気でも、ひとり暮らしでも、たくさんの医療機器をつけていても
「大丈夫、お家へ帰ろう。」
と支援を続けてきました。
それでも看護だけではこの願いを叶えることはできません。
医師、薬剤師、ケアマネジャ、介護職員、福祉サービスのスタッフ
数えきれないほど大勢の方々に助けていただき
小さな壁、大きな壁を
時に乗り越えたり、時に遠回りしたり
叩いてみたり、押してみたり
小さな穴をこじ開けて、やっと通り抜けたりしながら進んできても
それでもどうしても超えられない壁に
立ち止まってしまうことも少なからずありました。
なんとか出来ないか?
どうすれば越えられるのか?
私たちにも進化が求められています。
そう思い動き出そうとすると
そこで再び立ちはだかる硬い壁にあゆみが止まり
それでも諦めずにチャンスを伺いながら
やっと新たなチャレンジに向けて進む準備が整いました。
地域で療養をする方が
望む姿でいられるように
私たちは新たな一歩を踏み始めます。
私たちの新たなチャレンジがこれからカタチとなっていく姿や
看護師の日常
地域で療養をする方の暮らし
日々感じていること
そんなあれこれを
ひとりごとのようにお伝えできればと思っています。