こんにちは!
当事業所こすもす訪問看護では、『笑顔をお届けしています♪』と発信していますし、もちろん実践しています!
日々の訪問の1コマに、「笑顔を!」をモットーとして、手段は問わずとも(笑)「頬が緩んでもらう」ことを大切に、わたしたちスタッフも笑顔をいただいています。
笑顔って、見てるだけも自分も笑顔になりますよね。笑顔の伝播。連鎖作用で相乗効果です。
今日はそんな『笑顔がもたらす効果』について深掘りしてみました。
We chall never know all the good that a simple smile can do.
https://en.wikipedia.org/wiki/Mother_Teresa
笑顔には想像もできないほどの可能性がある
マザー・テレサの格言としてとても有名な言葉です。
笑顔がもたらす効果8選
『笑う角には福来る』ということわざがあるように、『笑うこと』は「楽しい」「幸せ」など、一般的にはポジティブ思考だと言えますよね。
訪問看護師として訪問中に、「笑顔のもたらす効果」を気にしながら笑顔になってはいませんが、
調べてみたら・・看護師の視点で以下の8つ! 解説します。
- ストレスの軽減
- 免疫力の向上
- チーム力を向上させる
- 創造力を刺激する
- 心理的な健康を促進する
- コミュニケーションの円滑化
- リーダーシップの強化
- 緊張の消失
ストレスの軽減
笑うことによって、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が減少し、心の安定をもたらす効果がある。
心地よさと安心感の提供ができる
看護師の笑顔とユーモアは、心地よさと安心感をもたらす。
明るい表情や楽しい会話によって、病気や入院生活で得たストレスを軽減し、リラックスできる。
気分転換とポジティブな刺激
看護師の笑顔やユーモアは、気分転換を促し、ポジティブな刺激の提供ができる。
困難な状況や、痛みなどに直面している人に対し、明るい笑顔や軽快な冗談を交えることで、気分を明るくし、希望を持たせることができる。
コミュニケーションの円滑化と利用者への配慮
訪問スタッフの笑顔は、コミュニケーションを円滑にし、配慮を示す効果がある。
明るい笑顔を受けて、話しやすさや信頼感を感じ、自身の心情や病状について積極的に話すことができる。
医療者はどうしても指導的になりがちで、怖いというイメージを持っている利用者は少なくはないでしょう。(よく聞く話です)
話しやすさの提供として聞く態度って大切ですよね。
免疫力の向上
笑うことによって免疫細胞が活性化し、病気や感染に対する抵抗力が高まる効果がある。
心理的な活力とホルモンバランスの調整
看護師の明るい笑顔と陽気な態度は、心理的な活力を高め、ホルモンバランスを調整する効果がある。
免疫細胞が活性化され、免疫シスタムが強化されることで、病気や感染への抵抗力が高まる。
ストレスホルモンの低減
笑顔やユーモアは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を弱めることができます。
ストレス軽減により免疫システムが活性化し、免疫力の向上につながります。
健康増進と回復促進
免疫力向上は、健康増進と回復促進につながる。
免疫システムの強化によって、病気や感染症に対して効果的に対抗し、回復のプロセスを促進する。
チーム力を向上させる
笑顔を共有することで、信頼関係が築ずかれ、協力的な雰囲気が生まれる。
信頼関係の構築と協力的な環境の形成
訪問スタッフ同士の笑顔は、信頼関係の構築と協力的な環境の形成に寄与する。
共有の笑顔や楽しい雰囲気を通じて、スタッフ同士の結束色が高まり、信頼と協力を基盤としたチームワークに発展する。
ストレスの軽減と情報の提供
チームの構築における笑顔は、ストレスの軽減と情報共有に役立つ。
笑顔を通じてストレスが軽減し、チームが情報を共有しやすくなることで、より円滑な連携と効果的なケアが実現する。
モチベーションの向上と成果の促進
チームの構築において、看護師の笑顔とはモチベーションの向上と成果の促進に寄与する。
明るい雰囲気や楽しい交流を通じて、チームメンバーはやる気を高め、共同の目標に向けて協力して取り組むことができる。
創造力を刺激する
脳内のドーパミンの分泌が増加し、アイデアの形成や問題を解決する能力が向上すると言われいる。
問題解決能力の促進
看護師の笑顔は、創造的な問題解決能力を刺激する。
困難な状況や複雑なケアシナリオに直面した際に、明るい雰囲気と柔軟な思考を持つメンバーが創造的なアイデアや新しいアプローチを見出すことができる。
利用者中心のアプローチの促進
看護師の笑顔は、利用者中心のアプローチを促進する。
個別のニーズや状況に合わせて、ユーモアを用いながらケアを提供することで、利用者の満足度と信頼関係を高めることができる。
コミュニケーションの創造性
看護師の笑顔は、コミュニケーションの創造性を促進する。
利用者との対話や情報共有の際にユーモアを取り入れることで、緊張をほぐし、信頼関係を築きながら効果的なコミュニケーションを実現することができる。
心理的な健康を促進する
笑うことによって、幸福感や自己評価が向上し、自己肯定感が高まる。
自己評価の向上と希望の提供
看護師の笑顔とユーモアは、利用者の自己評価の向上と希望の提供に寄与する。
明るい態度や積極的なコミュニケーションを通じて、利用者は自己肯定感を高め、回復への希望を抱くことができる。
心理的な安定とストレスの軽減
看護師の笑顔やユーモアは、利用者の心理的な安定とストレス軽減に役立つ。
笑いはストレスホルモンの低減につながり、利用者の心のバランスを保つことを助ける。
心のつながりと社会的サポート
看護師の笑顔とユーモアは、利用者の心のつながりと社会的サポートを促進する。
明るい雰囲気や共有の笑いを通じて、孤独感を軽減し、支えを感じることができる。
コミュニケーションの円滑化
ユーモアや笑いを通じて、気軽に会話を楽しむことができ、関係性を深めることができる。
緊張の緩和と関係性構築
看護師の笑顔は、コミュニケーションにおける緊張の緩和と関係構築に役立つ。
笑顔は利用者をリラックスさせ、信頼関係の基盤を築く一助となる。
情報の共有と理解の促進
スタッフの笑顔は、利用者との情報共有や理解の促進に寄与する。
明るい雰囲気の中でコミュニケーションを行うことで、利用者は情報をより受け入れやすくなり、自身の状況や治療計画を理解しやすくなる。
非言語コミュニケーションの活用
看護師の笑顔やジェスチャーは、非言語コミュニケーションを活用する手段となる。
利用者とのコミュニケーションにおいて、言葉だけでなく笑顔や身振りを通じて意思疎通を図ることで、より円滑なコミュニケーションが実現する。
リーダーシップの強化
リーダーが明るく笑顔でいることで、周囲の人々を元気づけ、影響力を持つことができます。
チームメンバーのモチベーション向上
看護師の笑顔とユーモアは、リーダーシップの強化に貢献する。
明るい態度やポジティブなエネルギーを示すことで、チームメンバーのモチベーションが向上し、協力的な雰囲気が醸成される。
コミュニケーションの円滑化と情報の共有
リーダーとしての看護師が笑顔やユーモアを取り入れることで、コミュニケーションの円滑化と情報共有が促進される。
明るい雰囲気の中でコミュニケーションは、メンバー間の連携を強化し、情報の共有と共通の目標への取り組みを促進する。
チームの結束力と信頼関係の構築
看護師のリーダーシップによる笑顔とユーモアは、チームの結束力と信頼関係の構築に寄与する。
ポジティブなエネルギーとチームメンバーへの配慮を示すことで、メンバー同士の結束が高まり、相互の信頼関係が深まる。
緊張の消失
緊張している場面で笑顔や笑いを取り入れることで、緊張を和らげリラックスした状態になる。
不安の緩和とリラックス促進
看護師の笑顔とユーモアは、利用者の不安を緩和し、リラックスを促進する。
緊張や不安がある場面で、明るい笑顔や軽快な冗談を交えることで、利用者の緊張がほぐれ、安心感をえることができる。
サポートと共感の提
看護師の笑顔は、利用者の緊張の解消においてサポートと共感を提供する。
利用者が笑顔の看護師に接することで、自分自身を受け入れやすくなり、心の負担を軽減することができる。
ディストラクションとポジティブな気分転換
笑いと笑顔は、利用者の緊張を解消するディストラクションとポジティブな気分転換を提供する。
難しい治療や痛みのある処置の前後に明るい雰囲気を作り出すことで、利用者は気分を切り替え、よりリラックスした状態で対応することができる。
それぞれの効果は個人や状況によって異なるかもしれませんが、笑いと笑顔はわたしたちの健康と幸福に寄与する重要な要素と考えています。
笑顔をつくるコツ
看護師も人間です。仕事だと思っても、笑えないとき、ありますよね。頑張って笑顔をつくるけど「愛想笑い」になってるようで心配ってこともあると思う。
しかし!つくったような笑顔でも上の8つの効果があることは研究で実証されているんです。
『笑うから楽しい』『笑ってみたら楽しかった』でいいということ。
屈託のない笑顔は、ピュアなおこさまが得意です!
大人は、どうしてもちょっと違和感があるかも。
(この記事の画像を参照してみてください)
いい笑顔を作ろう!
世の中マスクは解禁にななりましたが、看護師はまだまだマスク生活中ですよね。
目と声だけで仕事をしている状態ならなおさら目の印象は重要です。
笑顔は、コツさえつかめば
目は口ほどにものを言う
- 顔全体のリラックス
- 顔全体の表情筋をリラックスしましょう
- 笑顔をつくるぞ!と楽しかったことを連想してみましょう。笑顔が笑いになってしまってOK!
- 口角が上がってる・ほっぺにたこ焼き
- 上のイラストでも一目瞭然です。口角を上げると笑顔、下げると悲しい顔になります。
- 本気の笑顔でも口角が上がらない人もいます。そんな方は、目を三日月目にして目尻にシワを作ってみるとよいようです。
- 目元は柔らかく
- 「目尻に笑いジワができているよ」これは、褒め言葉!
- シワと聞くと消したい思いがありますが、よく笑う人ほど目尻にシワが出やすいといわれています。
- マスク時の目元だけで笑顔をつくる場合、目尻にシワをつくるように三日月目にすると自然な笑顔になります。
【表情筋を鍛えよう】いい笑顔のための10秒トレーニング 3STEP
CLASSYさんにわかりやすいトレーニング法がありましたので参考にさせていただきます。
マスクを外した時の笑顔が大事! 口角アップ&スマイル練習 これだけ!
口を閉じ、口角を両外に引き(イーーーーーー)のまま10秒キープ。
割り箸を軽く横に噛み、頬を真上に上げ10秒キープ。
口を軽く閉じ、片方ずつ口角を斜め上に上げ、左右10秒キープ。
まとめ
- 脳の働きを活発にする
- 血行をよくする
- 自律神経のバランスを整える
- ストレス発散と気分転換
- 幸福感と怒りの鎮静
- 免疫力を高める
- 信頼関係の構築に役立つ
今回は笑顔のもてなす力を深掘りしてみましたが、『笑顔』っていいことずくめ。ネガティブな情報はみつかりませんでした。
看護師目線で、仕事上として考えてもチーム力の向上につながったり相乗効果間違いなし。
私たちの仕事上、どうしてもその瞬間に笑えないこともありますが、愛想笑いであっても有効な研究結果がでているとのこと。
気分が上がらない日ありますよね。そんな日でも、まずは朝、笑いのトレーニングを10秒間3セットやってみることから始めてみるといいのでは?